雑想 「耳とワイシャツと私」

　アニマル、と聞いて想像するのは？

　まあ普通にいったら動物、それもかわいい系ですよね。

　で、ネタで思いつくといえば浜口（アニマル）。そう、「気合だぁー！」の人ですよ。さらに一ひねり入れるなら短髪でレスリングスーツ着て叫んでる娘の方（京子）とか。あ、ここまでいくとマニアックね。

 

 

　ただ、ここで私が皆様に問いたかったのは、「ドラえもんはアニマルなのか？」ということで。

 

　結局ドラの着ぐるみで行きましたとも。ポケットにタバコケースとライターだけ入れてね。

　しかもそのまんまの格好でカレーも食べに行きましたよ。

　ちなみに店にはなんかバニー男と悪魔っ娘がおりました。やっぱり微妙にアニマルじゃない……。

 

　一番驚いたのは遅番の双子姉妹。なんでウサ耳でワイシャツに下短パンなんだよ！！

 

　明らかに路線違うだろ！　ドキドキしちゃったろーが！！

 

　密かにドラのポケットが膨らんでいたのは秘密です（オイオイコラコラコラ）

雑想 「ひび割れた残像」

　最近のマイブームだったんだよね、腰にデジカメ下げて歩くの。

　いつでも写真とれるし、なんとなくオシャレだなーとおもってブラブラさげてました。

 

　そしたら、やっぱり……やっちまったよ……。

 

　今日なんとなく取り出したら、液晶がひび割れてた。画面映らない……。

 

 

　これでデジカメ壊したの2回目だよ、しかも買ってまだ2ヶ月くらい。どうすんだよ。

　

　明日からアニマルイベントだぞ、どうすんだよ……。

 

　とりあえず、保証書を探すのだ私。

 

雑想 「起こしますか、またぎますか」

　いつものように、友達と自転車で家までの道を走っていたところ。

　ふと道の真ん中に、大きな何かが落ちているのが見えてきました。近づいてみると、それは人でした。

 

　かなりお酒を召しておられたのでしょう、気持ちよさそうに寝ています。後ろを振り返るとちょうどタクシーが迫っていました。ので、咄嗟に叫びました。「危ない！」

　タクシーは大きく避けて走っていってくれました。その声を聞きつけた通行人が集まってきて、私は酔っ払いを助けるべく声をかけました。友人はその間に警察に電話をかけてくれました。

　が、酔っ払いはいきなり起き上がると、私が「警察が来るから事情を話してくれ」と懇願する声を無視して夜の街に消えていきました。

 

　そういえば、以前新宿駅で階段の上り口のところで同じように寝ていたおじさんがいたことを思い出しました。

　その時、道行く人々はさも迷惑そうに、そして当然のようにおじさんをまたいで歩いていました。

　誰一人声をかけるものはなく、私はいたたまれなくなって駅員を呼んだのでした。

 

　酔いの回った状態で地面に寝転ぶのはとてつもなく心地いいと聞きます。気持ちは良くわかりますが、そこで他人のことを少し考えてあげてください。

　そして、誰かが助けてくれること、気にかけてくれる事を当然のことだと思ってはいけない。

　私たちは特別じゃない。でも、けして一人でもないんですよ。

雑想 「ぴっちぴちマトリックス」

　今日のお仕事は、南港にあるハイアット・リージェンシー・オーサカというホテル。

　物凄い人数での給仕サービス。なんとお客様は700人。過去最多の人数です私的には。

　で、事前に準備をしてホテルに向かうわけですが、発注書を見ると指定服が黒ズボン、黒靴下と黒靴に黒Ｔシャツ。ちなみにいつもは白いカッターシャツ。

　……あれ？　ホテルのお仕事で黒ずくめ？

　しかも、地図がやたら細かい。迷路のように入り組んでいてまるでどこかの研究所のようです。バイオハザードとかのアクションゲームを彷彿とさせます。

　不安と疑問をかかえつつ事務所に到着。そこもまるで映画のセットのようなコンクリ打ちっぱなしの部屋に鉄の網なんかで部屋が仕切ってあって、デスクと電話とパソコンがある部屋。

　そして黒づくめの理由判明。仕事着がまるでコートのようなかっちょいいデザインの黒服。

　……これ、ハイセンスすぎじゃないか？　グラサンかけたらマトリックスじゃねえか。

　しかも私のサイズ、３Ｌがみつからない！

 

　スタッフの人が慌てて私にＬＬを渡すもぴちぴちでボタンが弾け飛びそう。しかも襟元までしっかり閉めるもんだから首が苦しくて呼吸が……。

 

　でもそのあとなんとか３Ｌ持ってきてくれたんで、酸欠にならずにすみました。

 

　仕事終わりに、あまりにかっこいいから制服お持ち帰り。またやっちまったよ。

 

　でもね、コスプレ衣装ってみんなこうやって増やすもんじゃないの？（ちげえよ）

雑想 「ティ・デュール リローデッド」

　明日のお仕事は14時半からです。南港です。遠いです。

　でも、今日はＢａｒは5時まで営業です。

　とりあえずいれるとこころまでいようと思い、2時くらいに帰るつもりで遊びに来たのに。なのに。

 

　気がつけば4時。やべえ、早く寝ないと笑えない事態に陥ってしまう。

　帰ろうとお会計を済ませて荷物を持って立ち上がったところ。

　まあ……

　深夜だし疲れてたんでしょうねぇ……

　いつも強気で無礼なあのメイド長が、咄嗟に言いましたよ。

　「え？　か、帰っちゃ、ヤダぁ！」

　

 

　……予想外の不意打ちに私は床に倒れこみ、そしていいました。

 

　「もう一時間、います」

 

 

　もう、私、元の生活には戻れないんだな、きっと……。