雑想 「幕引き」

　今日、昼前に起きて、ぼーっとしながらちょっとだけ外に買い物に出て、ごはん作って食べて、溜めてあったビデオを全部見て、特にすることがなくなって、ごはん食べたんで少し眠くなってきて、煙草に火をつけてゆっくりゆっくり、天井見つめながら吸ってたら……

 

 

　ふと、気づいてしまった。

 

 

 

 

　「……あ、今ここで突然死ねたら、なんかすっごい幸せなのかも」

 

 

 

 

 

 

 

 

　でもね、死ねないんだよね。そこが生きることの辛いところ。そんなに都合よく世の中はできてない。

 

 

 

　

 

　でも思う。本当に死ぬ時は、今日みたいな気持ちであっさり安らかに終われますように。

雑想 「酒と泪と男と女」

　最近、色々ありすぎたせいか、急に普通の日常に戻ろうとしても戻れない自分がここにいます。

 

　虚しいんです。TVみてもゲームしても本読んでも、頭に入らない。

 

　人の相談を受けることが多くなりました。嬉しいです人に頼ってもらえるのが。ありきたりな言葉なので好きくありませんが、「人に必要としてもらえる」幸せをかみ締め、それをくれた人には全力で応えようとあらゆる感情を集中させます。そんな時の自分は正直好きです。

 

 

 

　でも、いざ自分の事となると、うまく人に相談できません。そんな時、お酒は最高の友達になってくれます。

　酒を飲みながらする相談の時、本当にその答えを見つけたい時は相手は同性がいいです。

　話しながら、相手の話を聞きながら、いい感じに酔いも回ってやたらと頭が冴えます。

 

 

　逆に答えを求めない時、ただ話を聞いてもらい、慰められたり叱咤されたりしたいときは異性がいいです。

　面白いのは、性別が違うので自分では思いつかない意見や感想をくれるので身になります。

 

 

　ただし注意点がふたつ。同性との相談は、最後はお互い妙にへこんでしまって後味が悪くなります。

　異性との相談は、時として相手に性的欲求を抱いてしまいます。

　どちらにもいえる原因はやはりお酒です。

 

　これほどおもしろい法則性をもつものたちはちょっと他にないんじゃないですか？

 

　だからこそ、人間は面白い。

雑想 「二世誕生？」

　家の隣に、幼馴染の姉妹が住んでまして、地元ではそこそこ大きい会社を経営しています。

　で、そこの妹さんが父親を継いで社長を務めるべく勉強中、というのが噂であったんですが、その妹が私の後輩と付き合ってまして、「社長令嬢とお付き合いするなんて、逆玉じゃねえかうらやましい！」なんて思っておりましたら、今日偶然後輩がその会社で働いていることを知りまして。

　まだ若干２３歳なのにもう将来が約束されているようなもの、順風満帆じゃねえの？　と、昼間っからヘコんだ気持ちで過ごしておりました。

 

　で、夜になりまして。家の実家は母親がラウンジを経験しておるんですが、そこに私の友人（女の子）が面接にやって来たので私も同席してました。

　お勧めの子だったのであっさり採用。新人「カオリちゃん」のデビューは今度の月曜日２２日に決定しました。

 

　カオリちゃんにはね、実はすっごい秘密があるんです。それはね……ヘッヘッヘ、それは来てのお楽しみ。

　くわしくはケンタロウにお尋ねください。ヒントは「ラムちゃん」。

 

 

　話が脱線しましたが、その面接の席で私、母親であるママさんに「たまには店に出て欲しい。ゆくゆくは私の片腕になって楽をさせてほしい」と言われまして、正直びっくりしました。

　ママさんは私が生まれた時からママさんだったわけで、父がいなくかってからも女手ひとつで家族を養ってきたわけで、幼い頃から私は彼女を尊敬し、憧れていたわけですが、そんな彼女の口癖は「こんなヤクザな商売は私の代で終わり。あんたには継がせないよ」だったんです。

　なので、今回の発言は意外すぎて、でも嬉しくて、こうして日記を書いている今も複雑な心境です。

 

 

 

　だって、これってつまり……私の行く末が決まってきたってことでしょ？

　場末のラウンジのマスター。悪くない、悪くないっすよ！！

 

　とりあえず今はフロアレディが足りないし、新規のお客様も獲得していくのが第一ですな。

　……あと、シェイカーを買いにいこう。ムッフフフ。

雑想 「マタアイマショウ」

　最近更新が滞っていたのには、理由があります。

去年の大晦日から最近くらいまで、もうそれこそ一年分の出来事を濃縮したような、たのしくて切なくてどうしようもなく濃い日々が押し寄せてきていたものですから、まともにブログを書く気力すら奪われていたのです。

　ご心配をおかけしました。カウンターがグルグル回っているのを時折確認しては、申し訳なさでいっぱいになっていた次第でございます。

 

　どんなことがあったのか、それは詳しく言うつもりはないんですが（書いても私事だからおもしろくないし）、いくつか報告だけしますと……。

 

 

　もうこのブログが「別邸お帰り日記」と化す事はもうないと思います。今、自分でその道を選択しようと思っているところです。

　いや、まったくいかないというわけではありません。ただ、本当に時々になるでしょうね。あそこはもう、私がずっといていい場所ではないみたい……。

　

　なわけで、最近ではよくお仕事が終わると大体はまっすぐ家に帰ってます。でも、色々とものは持っているのに退屈を潰せなくなってる自分に驚いています。というか、何をやってもつまらない。満たされない。入り込めない。

　

　でも、ひとつだけ人生の転機になるかもしれない出来事もありましたよ。「心友」と呼べる友人が初めてできたこと。

　その人は私と考え方、物事の捉え方がよくにていて、お互いを尊敬しあえる、私が心のどこかで求め続けていた、恋人ではない、理想の存在。

　ただその人と出会ったことで痛感したのは、つくづく自分は「普通の人生」は送れない壊れた人間なのだということ。だからこんなに我がままで、満たされることのない心を持ってしまったのだと知りました。

 

 

　でも、なんだかんだで楽しいです、人生。すきなことを、やれるだけやって、くいのないように、誰からも恨まれないように生きていきたいなと、夢見るクソガキのような心で今私はいきています。

 

　

雑想 「あえて言おう、謹賀新年と！」

　随分とごあいさつが遅くなってしまいました皆様、申し訳ございません。

　ちょっとね、今年の干支を捕獲しに山へ行っていたら手間取ってしまいまして、最近までかかってしまいましたよ。

　というわけでこれが苦労の末とっつかまえてきた「ジシャクイノシシ」です。あ、大丈夫ですよちゃんと先方のデストロンさま（有）の許可はいただいております。

 

 

 

 

 

 

 

　ち、マニアックすぎるうえにこんなにひっぱってまでやるネタではなかったな。でもすっごい満足感。

 

　今年の抱負は「一期一会」にしようかと思います。

　こんな私ですが、今年もひとつどうぞよろしく。